日本経済新聞が伝えたところによりますと、日本証券業協会が、社債の時価情報(取引価格)を、毎日ネット上で公開する仕組みを整備することになりました。
合わせて、低格付け社債については金融機関が投資家に代わって経営を監視する仕組みを導入し、万一社債発行会社が破綻した場合でも、担当金融機関が適切に債権を回収して、投資家が不利な扱いを受けないようにします。
日本の社債発行残高はアメリカの10分の1程度です。社債を個人も含めて幅広く流通するようになれば、企業には資金調達の道が、個人投資家には投資先が、選択肢として増えてきますから、仕組み作りが不可欠ですね。
社債時価をネット開示 日証協、市場活性化へ制度 - 低格付け債の発行も後押し